「タイトル思い出せないけど、なんか青かったよ」という本のフェア
「タイトル思い出せないけど、なんか青かったよ」という本のフェア。こういうアバウトなフェアいいなあ。 pic.twitter.com/i3NJlKPlFJ
— 風野春樹(『島田清次郎』発売中) (@hkazano) 2014, 7月 8
黄色い本と赤い本はすぐに思いついたのですが、青い本はなんだろうと本棚を眺める。
すんごくいい本があった。
終わらない夜
エッシャーやマグリッドの雲が好きな人にお勧め。
『終わらない夜』の表紙を見れば、なんとなく分かってもらえると思います。
魔術的リアリズムの世界観でもっと見ることができます。
エッシャーもいいよね。
マグリットも。
黄色い本
黄色い本はもうこれしかない。
本が好きで、不本意な状況にいるのなら、祖父が最後「好きな本を」「一生持っているのもいいもんだと」「俺(おら)は」「思うがな」と一コマごとに区切って言うシーンは目頭が熱くなる。
高野文子が好きな人は不幸な人が多そう。
ただ、高野文子の良さが分かるということは至上の喜び。
赤い本
赤い本は受験本の赤本か資本論か悩みました。
19世紀の半ばに出版された本だが、この200年の間に出た中で全世界に最も影響を本であることは間違いない。ひょっとしたら、悪影響なのかもしれないが、影響を与えたという事実は動かせない。
白い本
おまけ。
大ベストセラーだそうです。
全ページが真っ白なので、自分の本を作ることができます。