面白い本の表紙

もしくは美しき水車小屋の娘

ゲーム基板をモチーフにした装丁

新明解ナム語辞典

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装丁がデコボコなゲーム基板風 ( 画像はまんだらけより ) 。

ニューヨーク・アートディレクターズクラブ国際展、およびブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレにて入選しているそうです。

カプコン弊社基板製品保守サービス業務終了のご案内 と、『新解さんの謎』を書かれた赤瀬川原平さんが亡くなられて、ふとこの本を思い出しました。

新解さんの謎

新解さんの謎 (文春文庫)

辞書の中から立ち現われた謎の男。魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない―。「新解さん」とは、はたして何者か?三省堂新明解国語辞典」の不思議な世界に踏み込んで、抱腹絶倒。でもちょっと真面目な言葉のジャングル探検記。紙をめぐる高邁深遠かつ不要不急の考察「紙がみの消息」を併録。

舟を編む』で右と左をどう説明する?とか、愛とは何か、という話がでますが、この『新解さんの謎』が元ネタなんだと思います。

舟を編む

舟を編む

舟といえば、文仁親王妃紀子の弟、川島舟氏の「舟」の名付けの意味は、「深く沈む舟」だと結婚時の新聞記事で読んだことがあります。

何か深い教養を感じたのですが、元ネタはなんでしょうね。