面白い本の表紙

もしくは美しき水車小屋の娘

ひぎい!左巻き式ラストリゾート

左巻き式ラストリゾート

左巻キ式ラストリゾート (星海社文庫)

目覚めた僕は記憶を無くし、12人の少女たちが暮らす見知らぬ学園にいた。僕の覚醒と時を同じくし、外部を喪失した学園では、トーチイーターと名乗る犯人による強姦事件が連鎖的に起こる。次々と餌食になる少女たち。犯人は誰なのか、この閉鎖された学園は何なのか―そして、僕はいったい誰なのか…。ゼロ年代の衝動の総てを詰め込んだ、異能・海猫沢めろんの伝説的デビュー作が待望の文庫化。鬼ノ仁の新規描き下ろしフルカラーイラスト群を収録し、東浩紀による解説を附した、最終版にして完全版。

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「最近のラノベ」をご紹介します──海猫沢めろん『左巻キ式ラストリゾート』 | 最前線 - フィクション・コミック・Webエンターテイメント からの画像。

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ラノベは実験的な作品が多くて面白いですね。

虎よ、虎よ!

虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2)

ジョウントと呼ばれるテレポーテイションにより、世界は大きく変貌した。一瞬のうちに、人びとが自由にどこへでも行けるようになったとき、それは富と窃盗、収奪と劫略、怖るべき惑星間戦争をもたらしたのだ!この物情騒然たる25世紀を背景として、顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、無限の時空をまたにかけた絢爛たる“ヴォーガ”復讐の物語が、ここに始まる…鬼才が放つ不朽の名作。

これを見て思い出すのは 1956年の古典的名作 SF 『虎よ、虎よ!』です。

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( 画像は【書評】アルフレッド・ベスターさんの「虎よ、虎よ!」を読んだ : 見て歩く者 by 鷹野凌さんから )

原文版はどうかなと Google 先生に聞いてみました。

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( 画像はこの世の全てはこともなし : 虎よ、虎よ!  〜あの画像の元ネタ〜さんから )

シンプルでいいですね。

SF ファンの平均年齢は毎年 1 つ上がる、と言われるくらい不人気なジャンルですが、ラノベファンが SF に流れてくれるといいなーと願うばかりです。翻訳が増えるからね。